ゆる尼にゃんこじけいにゃん ≪おもひで篇 その三 十人一色 ≫(46号)

≪おもひで篇 その三 十人一色 ≫

これはかつてじけいにゃんが、一年間、本山で修行した時のお話です。

 

無事に床屋さんで髪の毛を剃り終え、本山の中の寮に戻って先輩尼にゃんに着物の着方を習った後、じけいにゃんたち新入生は教場(きょうじょう)と呼ばれる広い畳の部屋に集合しました。

「うわぁ、男の子ばっかりにゃ。みんな頭ツルツルだし、同じ着物だから誰が誰だか判別不能だにゃ~。」

教場の前には生徒監(せいとかん)と副生徒監という人がいて自己紹介をしていました。どうやら生徒監というのは一年間私たちを教えてくれる担任の先生みたいな役目の人のようです。

「いいですか、みなさん。今日から君たちはここで一年間、共同生活をしていきます。外出することは勿論、勝手な行動は一切許しません。携帯電話、電気製品、マンガ、運転免許証を持っている人は来年の卒業式まで預かりますので今すぐ出してください。隠し持っているのを後で見つけたらただじゃおきませんよ!」

「怖そうな人だにゃ~」

「では、明日から修行僧としての本格的な生活が始まります。明日は早いので今日は早めに休むように。では明日またここに1時に集合してください。」

「い、1時って朝じゃなくて夜中にゃん!!」

つづく

 

 

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