日仏建物事情と生活記(50号)

~フランスに温水便座がない理由~

夏真っ只中に温水便座の話もなんですが、フランスにも多くの国にもない、ほとんど日本固有の商品だということをご存知ですか。

建物の断熱が普及していない日本では、部屋ごとに冷暖房をして温度を調節するため、人のいる時間が短いトイレやお風呂にはなかなか空調機を入れません。

北側に置くことが多いこれらの部屋は冬は猛烈に寒くなり、そこで温水便座が必要になってくるわけです。

日本に住む外国人がよく口にすること。

家の中が寒いのもきついけど、トイレはほんとに参る!

断熱がきちんとできていれば、家の中のある部分が猛烈に寒くなるということはありえないんです。

温水便座は蓋を開けっ放しにしておくと光熱費が意外とかかっていること、ご存じの方も多いと思います。一般家庭の消費電力の中で、温水便座にかかっている電力は全体の4.1%にもなります。

エアコンに掛かっている電力は全体の25%近くですから、合わせると3割ほどの電力が家の中の温度調整に使われていることになります。

こんなに使用しているのに、それでもまだ夏は熱いし冬は寒い。

冷やしたり暖めたりするそばから断熱が悪ければ熱は逃げていくのだから当然ですね。

手っ取り早く工事ができるのはまず窓ですが、温暖化が進み、エネルギー使用量も制限されていく将来に向けて、建物全体の断熱工事はこれからまずます重要なものになっていくと思います。

 

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