プロジェクトX ~セルフイメージコンサルタント 岡崎哲也のコラム

いつも同じ時間に起きて、同じ

時間に同じ道を通勤する。

同じ人に会って、同じ仕事をして、

同じものを食べて同じ時間に寝る。

 

毎日が同じことの繰り返し。

 

何かもっと刺激はないのかな?

 

あなたはそんな事を感じられて

いませんか?

 

昭和45年の高度経済成長期、週末

いつも同じメンバーが飲み屋「きしや」

で熱く語り合っていました。

 

当時、カラーテレビも普及し、VTR事業

が当たれば5000億円のビジネスになる

と言われていたんですね。

 

当時、業界8位だった日本ビクターも

VTR事業にのりだします。

 

独立採算性のVTR事業部は、赤字続きで

部長を「1年やればクビがとぶ」

そんな噂すら流れていました。

 

そのVTR事業部の部長に就任した

高野鎮雄(たかのしずお)氏(47歳)は、

実情を知り、愕然とします。

 

毎月の赤字が5000万円以上となり、

本社からの“借金”が30億円以上に

膨らんでいたからです。

 

さらに日本ビクター本体そのものが

経営危機に直面していたのでした。

 

VTR事業部の従業員は270人。

 

本社から2割の人員削減を言い渡され

ていました。

 

事業部の命運をかけて技術者3人を

選び、高野氏と4人で本社にも事業部

にも一切知らせず、家庭用VTRを開発

する極秘プロジェクトを開始します。

 

テスト、テスト、テスト。

 

やってもやっても上手くいかず、

トラブル続き。

 

高野氏も、赤字続きと人員削減の

本社の言及に理由を付けて先延ばし

にします。

 

ですが4人は引けません。

 

なぜなら同じ事業部の仲間が

かかっているからです。

 

6年の歳月をかけ努力の末に完成させた

試作機は、当時相談役だった松下幸之助氏

に認められ、

 

そしてあろうことかその「VHS」の技術を、

国内外のメーカーに公開したのです。

 

なぜなら当時、先行販売していたソニー

のベータマックスに対して、技術連合を

組む為でした。

 

そしてVHSを世界規格に押し上げて

いったのです。

その裏側で高野氏は、もし事業部が

解散になった時、部下1人1人に

「すまなかった」と言って渡す盆栽を

用意していました。

 

その盆栽1つ1つにどんな気持ちで

水をあげていたのでしょうか?

 

これは10年前ぐらいに、

『プロジェクトX』

というテレビ番組で見たストーリーです。

 

この番組放送後、全国のビジネスマンが

東京出張の際、飲み屋の「きしや」に

立ち寄ったそうです。

 

「高野さんはどちらの席でお酒を飲まれて

いたんでしょうか?」と尋ね、そこで

酒を飲みながら俺たちも頑張るんだと

言いながら帰っていったそうです。

 

私も前職の半導体会社がリーマンショック

で危機に直面した時、社運がかかった

太陽電池事業部の開発マネージャーを

任されました。

 

実情を聞かされていたので、休みや

残業も関係なし。

 

キツイとか、難しいとか言って

られませんでした。

 

結局、ビクターのように逆転劇は

叶いませんでしたが、その時、仲間

との体験が今でも活かされています。

 

リーダーとは、
『自分の肩にたくさんの人達が

かかっている自覚がある』


そう思いますが、あなたはどう思われますか?

岡崎哲也

 

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