本はいかが? 青木滋子 (43号)

本はいかが?(17)

「声に出して読みたい論語」 斎藤孝 著


少し前から論語が気になっていました。学生時代、漢文の授業で仕方なしに触れただけの論語。実は最近、面白いことを言っている企業の創業者さんたちが、けっこうこの論語を好んで読んでいるらしいという情報が…。ええっ意外!と思ったのがきっかけです。


でも、初心者にはなかなかスッと入っていける本がない…?

今回取り上げた「声に出して読みたい論語」は、大ヒットした「声に出したい」シリーズのひとつです。音読するのはちょっと…という方(私も!)も、仮名のおかげでスムーズに黙読でき、ストレスなく最後まで進めますよ。

もちろん、それぞれの言葉に現代語訳と斎藤孝さんの解説付き。一見難しげな言葉たちを私たちの世界へとつなげてくれる、わかりやすい解説にもうなずくことしきりです。


「温故知新」、「四十にして惑わず」など、気がつけば今の日本の暮らしにも息づいている論語。こうしてまとめて読むことで、孔子の目指していた穏やかであたたかな世界が見えてきます。人は昔も今もさほど変わらないのでしょうか。現代の暮らしや人間関係を豊かにしてくれるヒントがいっぱいです。



新しい春を迎えるこの季節。漢文は苦手だけれど、話題の論語に触れてみたい、また腰を落ち着けて来し方行く末を考えたいという方にも、読みやすくわかりやすい良書。おススメします!

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